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少子化問題は何が問題か?

【分科会からの問題提起①<2024年4月16日発表>】


WHGC分科会 第3期 少子化グループ



子どもが生まれるまでに、結婚、雇用、収入、教育費など様々な要因が関わっているために、少子化対策は総合的、長期的、地道にやっていくことが大切だ。

結婚してから10〜19年で生まれる子どもの数はあまり減っていない。

つまり晩婚化、未婚化が少子化の原因と言える。


課題は、結婚に対する漠然とした不安が解消されていない点だ。少子化グループでは、結婚・家事・育児に対する情報を多面的に伝え、不安を解消できれば結婚意欲が高まるのではと考えた。



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そこで結婚に関する座談会を開催し、結婚に対するイメージや普段感じていることなどを参加者から伺いつつ、分科会メンバーが学んできた事例やデータを見せ、フランクに意見交換を行った。

その上で、事前と事後に実施した同じ設問40問のアンケート結果から、数値の変化を確認した。家事育児の分担は50:50が理想とする人が最も多いというデータを示したことで、ポジティブな影響が見られた。一方、自分や家族のことに使う時間がもっと欲しいと感じている傾向のデータを見せたところネガティブな影響が見られた。



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仮説検証実験から、結婚や育児によって時間の自由度が減るという不安が、未婚・晩婚化に影響すると考える。10代・20代に授業を通じて、時間の使い方・働き方を考えさせる機会があっても良いのではないか。選択肢を増やすために、仕事と家庭の両立に対して会社からの理解・サポートが不可欠と結論づけた。


発表者: 宇髙 麻子(JCRファーマ)



※アンケートの結果はこちらからご覧いただけます。



WHGC分科会 第3期 少子化グループ メンバー


















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