Game Changers Seminars
Game Changer セミナー
人間の健康とそれを支える社会の健康を学び、俯瞰的な視点を身につけていく。
Game Changer セミナー 開催一覧
※本セミナーのアーカイブの公開は終了しました。
「日本の安全保障を考える」セミナーシリーズ。
最終回のテーマは 「食料の自給率」です。
独自の統計データで、世界の食料自給率を研究している、愛知大学 名誉教授の高橋 五郎さんを講師にお迎えします。
・世界で8億トンの食料が不足?
・先進国の自給率が低い理由とは?
・東京都の食料自給率とは?
人間が1日に摂取しないといけないカロリーベースで、食料の自給率を考えるべきであると提言する高橋さんに、食料の最大の輸入国である中国との関係にも触れてもらいながら、日本の食料自給率を高めていくための方向性について、お伺いしていきます。
特に「有事」に備えて、考えておくべき点についても、お話をいただきます。
ぜひご参加ください!
※本セミナーのアーカイブの公開は終了しました。
「日本の安全保障を考える」セミナー。
第3弾は 「サイバーセキュリティ」です。
といっても、情報システムやDXといった話ではありません。
経済の安全保障から考えたサイバーセキュリティのあり方、について考えていきましょう。
内閣府や経産省でサイバーセキュリティ分野に長く携わられてきた、三角 育生さんを講師にお迎えします。
日本のサイバーセキュリティはいまどうなっているのか?
世界が大きく揺れる時代に求められる制度設計とは?
ぜひ一緒に考えていきましょう!
※本セミナーのアーカイブ動画の公開は終了しました。
2024年は、「安全保障」を考えるところからスタートしていきます。
ロシアがウクライナに侵攻して、まもなく2年。
紛争が起きると、世界全体のシステムに影響が起きることを実感する日々ではないでしょうか?
そこで、「外交」 「食料」「情報セキュリティ」 の面から、日本の安全保障を考えていくセミナーをシリーズで開催いたします。
第1弾は 「外交」です。
元、国家安全保障局長で、新聞や雑誌にも多くの論説を寄せている、兼原 信克さんをお迎えします。
国の安全とはそもそも何か?
国の安全を守るために必要な考え方や行動とは?
など、ニュースだけでは掴みきれない、外交と安全保障の本質について、お伺いしていきます。
ぜひ一緒に考えていきましょう!
※本セミナーのアーカイブの公開は終了しました。
WHGC(World Healthcare Game Changers Forum)は、会社の未来を牽引していく、俯瞰的な視点と深い思考力を発揮できるゲームチェンジャー人材の創出を目的とした会員制フォーラムです。
社会課題を大局的に理解し、その課題の本質を自ら考えていくために、ゲストをお招きしてお話しを伺う「Game Changer セミナー」を定期的に開催しています。
12月のテーマは「少子化」です!
第2弾として、京都大学 大学院人間・環境学研究科 教授の柴田 悠さんにご登場いただきます。
日本だけではなく、先進国の出生率はほぼ低下の一途を辿っています。
「少子化」が進む社会的な要因について、統計的に分析・研究されている柴田さんに、少子化対策の「本質」について伺っていきます。
高学歴化、育児コストの上昇、価値観多様化、といった主要因が挙げられる中、少子化対策のカギは「働き方の柔軟化」にある!と提言。
どんな施策が少子化対策となるのか?
そして、国や自治体任せではなく、自分たちだからできることは何か?を一緒に考えていきましょう。
ぜひご参加ください。
【ゲスト】
柴田 悠 氏
京都大学 大学院 人間・環境学研究科 教授
【プロフィール】
1978年生まれ。京都大学総合人間学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後 期課程修了。
日本学術振興会特別研究員PD、同志社大学政策学部任期付准教授、立命館大学産業社会学部准教授を経て現職。
専門:社会学、社会保障論、幸福論。
【主な著書】
『子育て支援が日本を救う――政策効果の統計分析』(勁草書房、2016年、社会政策学会学会賞受賞)
『子育て支援と経済成長』(朝日新書、2017年)など多数。
※セミナーのアーカイブ配信は終了しました。
WHGC(World Healthcare Game Changers Forum)は、会社の未来を牽引していく、俯瞰的な視点と深い思考力を発揮できるゲームチェンジャー人材の創出を目的とした会員制フォーラムです。
社会課題を大局的に理解し、その課題の本質を自ら考えていくために、ゲストをお招きしてお話しを伺う「Game Changer セミナー」を定期的に開催しています。
12月のテーマは「少子化」です!
第1弾として、立命館大学 産業社会学部 教授の筒井 淳也さんにご登場いただきます。
「少子化問題」と言われますが、いったい何が「問題」でしょうか?
少子化対策と、子育て支援策とは、対象者も異なるのですが、メディア報道もあり、子育て支援の方に頭が傾きがちだったりします。
そこで、少子化問題の「問題」とは何か?
俯瞰的に理解していくところから、始めていきましょう。
そして、国や自治体任せではなく、自分たちだからできることは何か?を一緒に考えていきましょう。
ぜひご参加ください。
【ゲスト】
筒井 淳也 氏
立命館大学 産業社会学部 教授
【プロフィール】
日本の社会学者。専門は計量社会学、家族社会学。
トロント大学社会学部客員教授等を経て、立命館大学産業社会学部教授。
「こども政策の強化に関する関係府省会議」を始め、内閣府男女共同参画局の有識者会議などにも多数歴任。
【主な著書】
『仕事と家族』(中公新書、不動産協会賞受賞)
『結婚と家族のこれから~共働き社会の限界~』(光文社新書)
『社会を知るためには』(ちくまプリマー新書)
『社会学:非サイエンス的な知の居場所』(岩波書店)
『数字のセンスを磨く』(光文社新書)など多数。
セミナーアーカイブ映像の配信は終了しました
WHGC(World Healthcare Game Changers Forum)では、俯瞰的な視点と深い思考力を発揮できる人材創出に向け、ゲストをお招きしてお話しを伺う「Game Changer セミナー」を定期的に開催しています。
今回のテーマは「仕掛学」!
大阪大学大学院 経済学研究科 教授の松村 真宏さんにご登場いただきます。
理屈では正しいこととわかっていても、なかなかその通りに行動できないのが人間ですよね。
そこで、身の回りにある困りごとに対して、人々を巻き込み、解決に向けて動いてもらうのが、仕掛学です。
キーワードは「つい」!
会社でも、そして家庭でも、活用できるヒントが満載。
ぜひご参加ください。
【ゲスト】
松村 真宏 (まつむら なおひろ)氏
大阪大学大学院 経済学研究科 教授
【略歴】
1998年大阪大学基礎工学部卒業。2003年東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。
東京大学大学院情報理工学研究科ポスドク、大阪大学大学院経済学研究科講師、准教授を経て2017年教授。
2004年イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員、2012年〜2013年スタンフォード大学客員研究員。
「仕掛学」を創始し、仕掛学の研究・実装・普及に従事。
【主な著書】
『仕掛学』(東洋経済新報社)
『人を動かす「仕掛け」』(PHP研究所)
『しかけは世界を変える!!』(徳間書店)
『Shikake: The Japanese Art of Shaping Behavior Through Design』(Liveright Pub Corp)
『松村式 子育て仕掛学』(主婦の友社)など。
World Healthcare Game Changers Forum (WHGC)は、企業の未来を牽引する人材創出のための会員制フォーラムです。人間と社会の健康を俯瞰的に捉えていくための視点について、ゲストをお招きしてお話しを伺う「Game Changer セミナー」を定期的に開催しています。
今回は、JCRファーマでコロナワクチン製造のプロジェクトリーダーを務められた岡本 将隆さんにご登場いただきます。
「新型コロナのワクチン原薬を作ってほしい!」
2020年、アストラゼネカ社からの突然の依頼に対して、それまでワクチン製造を経験したことのなかった「チームJCR」はどう挑んだのか?
感染症が日本全体を不安に陥れ、一刻も早いワクチン製造を!という時間的なプレッシャーに加え、ロットアウトは認められず、安定したワクチンを製造できる体制づくりという品質的な重圧をどう乗り越えていったのか?
岡本さんに、その舞台裏や成功の秘密についてお話を伺います。
そして、この経験から見えてきた、今後の日本の課題について、参加者の皆さんと一緒に議論を進めていきましょう!
ぜひご参加ください。
【ゲスト】
岡本 将隆 氏
JCRファーマ株式会社
研究本部 創薬研究所
トランスレーショナルリサーチ推進ユニット ユニット長
兼 プロジェクト推進室 室長
(TR:トランスレーショナルリサーチ)
【略歴】
1982年兵庫県出身。大阪薬科大学修士課程を修了後、日本ケミカルリサーチ(現JCRファーマ株式会社)に入社。
入社から10年以上、生産部門でバイオ医薬品のGMP工場の立ち上げ、技術移転、GMP査察対応等を経験。その後研究部門にて遺伝子治療の研究開発に携わる。
2020年、アストラゼネカ社より新型コロナワクチンの受託原薬製造の話を受け、プロジェクトリーダーとして日本で承認取得済みのワクチンの日本での製造第一号を成功に導く。日本政府やCOVAXを通じて海外へのワクチン支援に貢献。
現在はアカデミア発の医薬品候補物質の橋渡し研究や、社内プロジェクト推進の部門責任者としての業務を行っている。
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WHGC Game Changer セミナー
「国土学」で解き明かす日本人と国土の未来
~日本人と日本の国土を俯瞰的に理解するために
大石 久和 氏(全日本建設技術協会 会長/国土学総合研究所長)
2022年12月8日(木) 17:00~18:00 オンライン配信 <WHGC会員限定企画>
World Healthcare Game Changers Forum (WHGC)では、Game Changer セミナーと題して、人や社会の健康をより良くしていくために、持つべき視点や世界の捉え方について、ゲストをお招きし、お話しを伺い、そして意見を交流していく対話型セミナーを定期的に開催しています。
今回は、「国土学」の大石久和さんをお迎えします。
大石さんは、あの東京湾アクアラインを作った人です!
国交省を経て、国土政策研究所長、土木学会 会長を歴任。
日本のインフラ整備に取り組まれ続けてきた大石さんが、提唱するのが 「国土学」です。
「国土に働きかけなければ国土からの恩恵は得られない」とし、日本国土の自然・地理的条件や、日本人特有の歴史観・死生観を、諸外国と比較しながら多角的に分析され、日本に適した国づくりの方針を提言されています。
コロナ禍で、日本はなぜ都市封鎖(ロックダウン)ができなかったのか?
欧州の「紛争死史観」に対する、日本の「災害死史観」など、日本人をそして日本を捉え直すことで、私たちがどこに向かうべきなのかを、お話いただきます。
<スピーカー>
一般社団法人 全日本建設技術協会 会長
国土学総合研究所長
大石 久和 氏
【略歴】
1945年兵庫県出身。京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、1970年建設省(現、国土交通省)入省。道路局長、国土交通省技監などを歴任。
2004年退官後、国土技術研究センター理事長、土木学会会長などを経て、全日本建設技術協会会長、国土学総合研究所長(オリエンタルコンサルタンツ最高顧問)を兼務。
国土に働きかけなければ国土は恵みを返さないと考える「国土学」を提唱。国土、インフラ、歴史、民族、宗教などを体系的に哲学化。
著書に『国土と日本人 災害大国の生き方』(中公新書)。『国土が日本人の謎を解く』(産経新聞出版)、『日本人はなぜ大災害を受け止めることができるのか-グローバル時代を生きるための新・日本人論』、『「危機感のない日本」の危機』(共に海竜社)などがある。
「 見えないものを『みるチカラ』の育み方 〜神岡でのニュートリノ研究から 」
by 梶田 隆章 氏(東京大学 宇宙線研究所 教授/2015年ノーベル物理学賞受賞者)
2023年1月17日(火) 17:00〜18:00 開催<WHGC会員限定企画>
World Healthcare Game Changers Forum (WHGC)では、Game Changer セミナーと題して、人や社会の健康を画期的に変えうる可能性のある、技術や研究、事業などを手がけている方をゲストにお招きし、お話しをお伺い、そして意見を交流していくイベントを定期的に開催しています。
2023年の第1回は、ニュートリノが質量を持つことを発見した功績により、ノーベル物理学を受賞した、梶田隆章さんにご登場いただきます。梶田さんは、WHGCのアドバイザーであり、学術会議の会長などアカデミア界で多くの要職に就かれています。
ニュートリノという原子よりもさらに極小な素粒子をどうやってイメージし、それが質量を持つことにどうやって気づき、超巨大なカミオカンデの建設など、その思いを研究者として、どうやって持ち続けていったのか?
最も大きな宇宙と最も小さな素粒子が「見えるチカラ」を、身につけていくヒントについて伺っていきます。
<梶田氏よりひとこと>
「私たちの研究は、人や社会の健康を画期的に変えることには役に立たないと思いますが、私たちの研究の経験を紹介することが、皆様の人や社会の健康を画期的に変えようという努力に対して何らかのお役に立つこともあるかと思い、お話をさせていただきます。」
<スピーカー>
東京大学 宇宙線研究所 教授
2015年ノーベル物理学賞受賞者
梶田 隆章 氏
【略歴】
東京大学理学部附属素粒子物理国際研究センター助手、東京大学宇宙線研究所助手、助教授を経て1999年9月より教授。2008年より2022年3月まで14年にわたり宇宙線研究所長を務める。
岐阜県飛騨市の神岡鉱山の地下1000メートルに設置された実験装置「カミオカンデ」と「スーパーカミオカンデ」を使った実験に参加。
「ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見」により、2015年にノーベル物理学賞を受賞。1999年に仁科記念賞、2010年に戸塚洋二賞、2012年に日本学士院賞、2015年に文化勲章受章、文化功労者。
現在は、大型低温重力波望遠鏡KAGRAのリーダーも務める。
World Healthcare Game Changers Forum (WHGC)は、2022年10月より、いよいよ本格的に活動をスタートし、10月17日には、WHGCフォーラムを開催いたします。
これに先駆け、日本の科学技術政策を率いて来られた原山優子さんをお招きして、科学技術イノベーションと人財育成について、お話を伺います。
Society 5.0 の実践といった未来社会を構想し、実現に向けて進んでいくときに、重要な視点や行動原理について語っていただきます。ぜひご視聴ください。
<原山氏よりひとこと>
これまでの延長線上で産業を語る、あるいは科学技術を語るということはできないだろうというのが、科学技術政策を考えていく上でのすべての議論の立脚点でした。これから情報化がさらに進むと、もののつくり方、生活の仕方がドラスティックに変わっていくからです。 では未来の価値を創出していくために大切にすべきことは何か?
アイデアと行動力をもった人たちが増え、チャレンジできる仕組みができることの必要性についてお話しします。
<スピーカー>
東北大学 名誉教授
原山 優子 氏
【略歴】
1996年にジュネーブ大学にて教育学博士取得。1997年には同大学経済学博士取得。1998年からジュネーブ大学経済学部助教授、2001年から経済産業研究所研究員を経て、2002年より東北大学大学院工学研究科教授に就任、科学技術イノベーション政策、産学連携、大学改革などに関する教育・研究に従事。2006年~2008年に総合科学技術会議非常勤議員、2010年から経済協力開発機構(OECD)の科学技術産業局次長を務め、2013年~2018年総合科学技術・イノベーション会議常勤議員。2020年〜2022年理化学研究所理事。東北大学名誉教授。